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enchantMOON ビギナー用メモ

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enchantMOON はマニュアル類がまだ十分ではないようなので,そのマニュアルの代わりとはとても言えませんが,いじっていて気付いたことをばらばらと書いていきます.

 

enchantMOON のアクセサリ

  1. 液晶保護シート:ミヤビックスから,高光沢タイプ(OverLay Brilliant for enchantMOON )と低反射タイプ(OverLay Plus for enchantMOON )の2種類のシートが出ています.ただし,enchantMOON には,高光沢でハードタイプのシートが貼られています.お好きなシートを自分で貼りたい場合,まずこの最初から貼られてるフィルムを剥がすことからはじめましょう.
  2. ケース:新宿キャットワークから,専用の革製ケースが出ています.また,iPadとだいたいサイズが同じですので,iPad用のスリーブタイプのケースでも代用できます.たとえば,Ray-out のスリーブケースなどはぴったり!→ RT-PA3LC3/K
  3. 電池:enchantMOON のスタイラスペンは電池が必要です.電池がどれくらいもつかわかりませんが,急に切れても困るので買っておかないと不安ですね.使われているのは単6(AAAA)というかなり特殊なサイズ.秋葉原でも何軒か探しまわったあげく秋ヨドでようやく買えました.
    では通販ではどうでしょう〜〜 Amazon で検索すると,何種類かヒットします.でも高いですね.たいてい送料がかかるし.
    ここで,yodobashi.com を調べてみると!エナジャイザー(ENERGIZER) E96-B2 (2本組)が340円で送料無料!(秋ヨドで買ったのと同価格だよ.最初からこっちにすればよかった…)
  4. ACアダプタと同期ケーブル:ACアダプタは.5V2A でかなり細い丸型のコネクタ.給電されると,enchantMOON の青くゆっくり点滅している電源ボタンが赤に変わります(これ,後で重要です).

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    USB同期ケーブルの方は iPhone の30ピンのコネクタにそっくり.ためしに iPhone 用のケーブルを enchantMOON に刺してみたら入りました(母艦とつなぐまではやってませんけど).さてこの同期ケーブルでMac mini とつなぐと,外付けUSBドライブとしてマウントされます.しかも電源ボタンが青から赤に!!つまりUSBからも充電できているということで,パソコンやモバイル用バッテリー(2A対応のやつ)からの充電も可能かもしれません.

enchantMOON の操作の基本

  1. アンロック:電源ボタン(唯一のハードボタン)を押すと,星雲のようなロック画面が表示される.ここで,指一本で横にスワイプするとアンロックされる.パスワードを設定している場合,ここで4桁の数字を手書入力する.ただし,4桁を間違いなく入力することは非常に難しいので,私はパスワードはOFFにしてます.
  2. メモのページの前進/後退:液晶の上の端に,指一本で左から右へスワイプすると前のページへ.右から左へスワイプで次のページへ.
  3. メモ一覧の表示:メモが表示されている画面で,二本指でピンチイン.なお,一覧のページの前進/後退も指一本スワイプでできる.
  4. Web検索やリンクの作成など:すでに書かれた文字や絵を,指でまるなどで囲む...(このデモはよく見かけるので以下省略).
  5. コマンド実行:指でまるを書いて,その中にペンでコマンドを書くと実行.コマンドのリストは以下の表のとおり.まるを書いたあと慌ててコマンドを書くと入力を取りこぼす.コマンドを書く前に一呼吸おくとうまくいく.コマンドが認識されなかった場合は何も起こらず,キラキラお星さまを永遠に見ることができる(苦笑).そんなときは,画面のどこでも指でタッチするとキラキラは全部消えるので,まるを書くのからやりなおす.
    カメラ/camera トップカメラを起動
    鏡/mirror フロントカメラを起動
    反転/invert ペン・ノートの色を反転
    ネット/network 無線LANを設定
    言語/language 言語を設定
    時計/time 日付・時間を設定
    ユーザ/user ユーザ名を設定
    パスワード/password パスワードを設定
    電池/battery 電池残量を確認
    明るさ/brightness 画面の明るさを調節
    更新/update ソフトウェアの更新を確認
    ヘルプ/help ヘルプを表示

  6. シール台帳の表示:画面のどこでも指で長押しすると数秒待たされた後,台帳が表示される.(指が画面に触れているのに気付かずペンを持って考えていたりすると,突然このモードに移ってびっくりすることができる)
  7. シール台帳,Webブラウザ,ヘルプ画面などから通常のメモに戻る:3本指でスワイプ

 

enchantMOON 不満な点,きっと改良されると期待する点

  1. 文字や絵を指でまるで囲むのと,先に指でまるを書いてその中にペンでコマンドを書く…この2つの区別が紛らわしい.慣れたら問題ないんだけど.
  2. ペンで書くときは指は感知しないので,紙に文字を書くように液晶面に手をついて書ける.しかし,コマンドを書く時は指が触れるとキャンセルになってしまう(上の「コマンド実行」の項を参照)ので手を浮かせて書く必要→ややこしい
  3. 写真を撮るときは,まるを書いてコマンド「カメラ」と書く.するとその「まる」の部分だけ切り取ったように写真がとれる.もともと広角でもないカメラのさらにその一部しか写真として残せないので実用性に欠けると思う.全画面モードが欲しい.
  4. ボタンを押すとペン先が消しゴムになるという紛らわしさは置いておくとして,消せる範囲が狭いため書いたものを消すのが大変.消しゴムの大きさを設定可能として,その消しゴム効果の及ぶ範囲を画面上に円などで表示するといいと思う.
  5. Evernote にメモを保存するのに,毎回(Evernoteの)アカウント名とパスワードを入力しないといけない.しかもすごく遅い.放っておいてもバックグラウンドで自動保存する機能を希望したい.

 

enchantMOON 2nd. Impression

2nd. impression ってアリなんかなあ?たくさんの人に見ていただいているようなので続きを書きます.

まず外見チェックの続きから.iPad mini, enchantMOON, iPad (3rd) を並べて大きさを比較.

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昨日も書きましたが,液晶サイズは mini に近いですが,全体はiPadに近いです.重さは enchantMOONが約700グラムで,約650グラムのiPadより重いはずですが,ハンドルなどの影響かとても軽い印象です.

 

続いて,Boogie Board (BB-2) と並べてみました.

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方式が全く違うので較べるのもアレですが,コントラストが大違いです.

 

enchantMOON そのものの使い勝手について

さて,使ってみた印象ですが,1日目の感想を一言でいうと「なんかよーわからん」.全般的に非常に反応が遅く,また操作したときの反応も気まぐれな印象.

なんらかの操作をした後画面が真っ暗のまま放っぽり出され,何か間違っているのか,単に待たされているのか,システムの気まぐれなのか分からない状態が続くことがしばしば.WiFiの設定では,正しいパスワードを入れているのに繋がらないと言われ,何度かやりなおすとすっと繋がったり.

また何かを操作したいとき,camera とか,battery とか,invert とか文字を書かないといけないというのは,UIのコンセプトデモとしては面白いですが実用的とは言い難い.カメラは,「まる」を書いて中にカメラと書いたら起動するわけですが,写せるのはその鍵穴のような「まる」の部分だけというのは(デモとしては面白いですが)使いものにならない.

プログラム書いてシールを作れば単機能のボタン的なものとか,全画面の(普通の)カメラの起動ボタンなども作れるのかもしれませんが.こういうのは今後ユーザ間で流通させたりできるのでしょうか?

最適化などで処理の高速化には大変努力されたようで,たしかに手書きの追随性は良好といえます.しかし,Webの呼び出しや写真撮影は,処理が今より一桁速くならないことには実用にはならないでしょう.

豆知識

とりあえず,最初に4桁の数字のパスワードを入力するよう言われますが,パスは入れない(OFFをタッチする)方がいいです.画面ロック解除のたびにパスワード入力が必要ですが,自分の場合初日に数十回入力していっぱつ認識されたのは1回もなし!最初のうちは,重要な情報を書くわけでもないのでパスワードなしで大丈夫でしょう.

とはいえ...

主に文句を書いてきましたが,これはまったく新しい思想にもとづくシステムですから,開発者,研究者(もしくは新しいモノ好き)にとっては,非常に興味深い製品です.自分もコミュニティーに参加して育てていくくらいのつもりでつきあっていくと楽しめるでしょう.それと,手書きメモ端末と思って使うなら実用レベルだと思います.Boggie Board より高いけど, Regzaタブレットよりはずっと安いしね.

enchantMOON を入手しました!

ガジェット好きの魂をゆさぶる手書き系タブレット,enchant MOON がようやく発売されました.正確に言うと発売日は7月7日で今日(5日)届いたのは佐川急便のチョンボだったらしいけど.

4月23日の予約開始日は予約サイトがアクセス殺到ですぐにダウン.販売元ではなくアスキーストアの方にえいやっと予約したら,ラッキーにも最初のロットに滑り込んだようです.シリアルナンバーはファーストロットの50の,さらに前半分に入っとる(謎).

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箱です.Apple 製品まではいかないけど,かなりデザインにも力が入ってます.開封の儀などは省略.

 

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じゃん!これがenchantMOONだ!液晶は8インチながら,サイズは7インチの iPadmini よりも10インチの iPadに近い感じ.

 

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そして,これがenchantMOON の外見的特徴を決定づけるハンドル.手の込んだ精密な造りだ.しかし,左右に2個づつの軸が全部自由に回転するので,そのうちゆがんできそうな予感.

 

ケースは,新宿キャットウォークさんから本革製の美しい専用スリーブケースが発売されております.

enchantMOONレザーケース キャメル

enchantMOONレザーケース キャメル

enchantMOONレザーケース 紺

enchantMOONレザーケース シャイニンググリーン【限定販売】

enchantMOONレザーケース 赤

enchantMOONレザーケース 黒【ブラック】

 本革のわりにはお手軽なお値段です.後で書きますが,ペンケースつきなところもよさげ.ただひねくれ者の私としてはちょっと他のものも探索…すると,ray-out(レイ・アウト) のiPad用スリーブケース(合成皮革)がサイズ的にはよさそうな感じ.RT-PA3LC3/B(ブラック)とRT-PA3LC3/K (ブラウン).さっそく人柱購入だ.

 

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あらら(笑),専用かと思うほどぴったりです.私は赤のステッチがおされなブラックにしてみました.でもストラップがブラウンだからそろえた方がよかったかも.

 

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付属のストラップはファーストロットだけのサービスらしいです.このストラップには,スタイラスペンを収納できるホルダーがついているのですが,サイズがぎりぎりで収納する気になれません.慣らしていったら大丈夫なのかなあ.今後ペンをどうするかは課題な感じ.なんといってもペンを置き忘れたり,亡くしたりしたらなにもできなくなりますからね.

 

enchantMOON の本当の魅力である,ソフトウェア的な使い勝手についてはまたあらためて.とりあえず速報ってことで.


追記です(2013.7.6 13:10)

液晶保護フィルムを考えている方も多いと思いますが,最初からハードタイプの光沢スクリーンが貼られています!!ミヤビックスさんからは専用のフィルムが発売されていますが,急いで買う必要はなさそうです.

Active Stylus Pen をさらにチェック

前回,プリンストンテクノロジーから出た Actie Stylus Pen についてご紹介いたしました.コメントで「ペンを傾けた時に線はずれませんか?」というご質問をいただいたので調べてみました.

iPad mini で手書メモソフトに Active Stylus Pen を使い,「ペンを書道の筆のように垂直にして線を引く」,「普通に鉛筆を持つようにして線を引く」,「思い切りペンを手前にねかせて(30度くらい)線を引く」の3種類の書き方で,罫線をなぞるつもりで(なるべく誤差のフィードバックをしないよう気をつけて)線を引いてみました.その結果が下の図です.

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うーむ.なるほど.垂直ではほとんど誤差はありませんが,ペンをたおすと誤差がでてきます.思い切りねかせて書いたときはかなりずれた位置に線が引かれ,非常に書きにくいです.このペンは接地しない部分のゴムからも静電気が発生するため,接地面の誤検出を起こしているのでしょうか.

ただし,普通の持ち方では,誤差はそれほど気になりませんでした.非常に細かい文字を書きたい場合は,JOTの方がよいかもしれませんね.

 

なお,テストに使用したソフトは MyScript Memo

細かいペンの動きにも反応がよく,手のひらを画面につけても書ける,そしてなんと日本語文字認識までしてくれる!しかも無料!お勧めソフトです.

Active Stylus Pen を買ってみた

iPad 用のスタイラスペン,使っていますか?

私は,手書メモ書き用に便利と思い,今までいろいろなペンを試してきました.ただしお絵書きの方は才能ないのでやってません.

さて,これまでに出てきた色々なiPad用のスタイラスペンを振り返ってみましょう.

 

先端が導電性ゴムのタイプ

いちばんポピュラーなのがこれ.ほんとうにたくさんの種類が出ています.初代iPadが発売された当時(2010年5月)何種類かを購入して試してみました.その中でいちばんスムーズに書け好印象だったのが,プリンストンテクノロジーのPIP-TP2.これは今でも売られているようです.(当時は1500円でしたが,今はかなり安くなっている模様)

プリンストンテクノロジー iPad/iPhone/iPod touch専用タッチペン (ブラック) PIP-TP2B

プリンストンテクノロジー iPad/iPhone/iPod touch専用タッチペン (ブラック) PIP-TP2B

他に,このタイプではWacom の Bamboo Stylus も非常に滑らかでよいようです.

 

先端が金属メッシュ風のタイプ

ジャストシステムの浮川夫妻が独立して作ったメタモジ社のスタイラスペン,Su-Pen がこのタイプ.私も最初のSu-Penは予約して購入しました.これもすらすらと書きやすいのですが,半年ほどすると反応が悪くなってきました.その後,改良型など多数出ているようですが,上記のPIP-TP2を書き味の点で大きく上回るわけでない割にけっこうお高いのが難と感じ,最初の一本以降は購入していません.

 

上記2つのタイプの難点

先端がゴム,金属メッシュの2種類,いずれにも共通した大きな難点があります.それはペン先が数ミリ(6〜8ミリ程度)と巨大なこと.

ソフト側の設定で細い線を描くことはできるのですが,ぶっといペン先から細〜い線が描かれるのには違和感を感じてしまいます.また,分解能的には小さな文字を書くことも不可能ではないのですが,知らないうちに字がでかくなっちゃいます.これが大きな不満でした.

さて,何故こんなにも巨大なペン先なのかというと,本当はペン先で操作しているのに指先で触ってますよ〜とタッチパネルをだまさないといけないため,ある程度の接地面積が必要ということ…なんじゃないでしょうか(想像)?

 

先端に円盤がついているタイプ

さて,こんな中,2011年暮れに突如登場したのがJOTというペンでした.ボールペンの先のボールに小さな円盤が接着されたような不思議なデザイン.円盤が透明でその下が透けて見えるので,ボールペンで書いているような感覚で書けます.これは非常に興味あって,店頭で試し書きしてみたのですが,ペンをほぼ垂直にしないと反応が悪くなるのが馴染めず買いませんでした.それにちょっと高いしね.これも,いろいろバリエーションや改良版が出ているようです.また,筆圧を検出して太さを変えることが可能なタイプもあるようです(専用のハードと対応ソフトが必要).

 

そして,アクティブスタイラス

2013年6月21日にプリンストンテクノロジーから発売されたのが,Active Stylus Pen for iPad. このペンは先端が4ミリと他と較べて圧倒的に細いです.

Active Stylus for iPad (レッド) , 

Active Stylus for iPad (シルバー) , 

Active Stylus for iPad (ブルー)

  

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なぜ,こんなに小さな先端で書けるのかというと,単6アルカリ電池を内蔵していてアクティブに静電を発生させることによってタッチパネルをだましているようです.

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こんなシカケには弱いガジェット好きの悲しい性.たまたま立ち寄ったアキヨドで売っているのを見つけ,思わず購入してしまいました.お値段は約4000円ほど.高いねー.今までさんざん,他のペンが高いのなんのと文句言ってたのにねー.

 

ここで,3種類のペン先を比較(写真:ペン先の比較.左から PIP-TP2, Active Stylus Pen, 初代Su-pen)

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Active Stylus の圧倒的な細さがわかります.こんなに細くてもアクティブな回路のおかげで,非常に軽いタッチですらすらと書けます.替え用のペン先が1本ついています.単6電池は入手が面倒だけど,140時間保つらしいので(電源をちゃんと切っていれば)数ヶ月は電池のこと忘れてていい感じ.ただ,電池内蔵のため軸は太めなこと,クリップがないことなどで,持ち歩きにはちょっと不便な感じがします.レザー製のペンケースがついていますが,これもいちいち不便.細いペン先を護るためでしょうか?できればノック式ボールペン風に軸内に引っ込めることができればいいのにな…

と文句をいいつつ,いまのところ,これがベストのiPadおよびiPadmini用スタイラスペンだと思います.

プリンストンテクノロジー Active Stylus for iPad (レッド)

プリンストンテクノロジー Active Stylus for iPad (レッド)

iPadのガラス割っちゃった話

割れてしまいまいした.机の上で適当なタブレット用スタンドに乗せていたのが,すべるようにフローリングの上に落ちてしまいまいした.とはいえ,この程度の落下は過去に何度かあってトラブルもなかったので,別に気にもかけず拾い上げて見ると…

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こんなことに…表面のガラスだけでなく,その下の白い額縁も割れています.

 

このiPadは第3世代iPadで,2012年3月の発売日に購入したもの.たしか,Applecare+ にも入っていたはず.アップルサポートにWebから連絡入れると,数秒後に電話がかかってきました(ちょっとびっくり).いちばん早い解決方法はアップルストアなどに持ち込んで修理(交換)してもらうこと.アップルストアまで行かずとも近所の正規サービスプロバイダでやってくれるようなんだけど,かならず交換用の在庫があるとは限らないらしい.ということで渋谷のアップルストアに予約.シリアルナンバーなどをチェックしてしばらく待ってると,いとも簡単に交換してもらうことに.料金は4,399円.本当だと3万円近くかかるらしいから, Applecare+ の8,800円とあわせても一回で元とった感じ.まあ,割れないのが一番なんですけどね.

 

うちに帰って,とっておいたバックアップからさくっと・・・とはいかず1時間以上かかって復元完了.元々キズも汚れもなかったので,「新しくなった」感がまったくないんですが,とりあえずよかった.これを期にちゃんとしたケースつけて,スタンドもまともなものを使おうっと.

 

タスク管理環境について考える

ToDo管理に何を使っていますか?AppStore を見ると,Mac 用,iOS用のToDoあるいはタスク管理ソフトは100種類以上あるでしょう.その中から自分にぴったりなソフトを選び,快適かつ効率的タスク管理環境をつくるにはどうしたらいいでしょうか?

 

GTD は Too Much

実は数年前から,RTM やToodledo, Nozbe などいわゆる定番GTDソフトは順に試してきました.GTDとは何かを知るために,デビッド・アレンさんの本も1冊読みました.

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

思い起こせば,始めた頃はiPhoneなどはまだなくてWebアプリでしたね.有料オプションも利用して2,3年やってみましたが,わかったのは「本格GTDは自分には合わない」ということです.

GTDの方法については,ここでは省略します.興味あったら,ぐぐってみて下さい.

 

自分のワークスタイルに合っているか

1日にいくつもミーティングがあって,分単位のスケジューリングが必要だったり,いくつものプロジェクトを複数人のメンバーで進める,なんていう人はGTDやOmni Focus等のプロジェクト管理ソフトが有効なんでしょう.

しかし,自分の場合,仕事ははほとんど一人で進めていきます.ミーティングの類いは週に何回かという程度です.そのかわり,ひとつのお仕事に関して,あらゆることを自分でやらないといけません.また,外に出かけて何かの作業をするということも頻繁にはありません.

そんな自分の場合,GTDの流儀に従ってタグやコンテキストをつけたり,きっちりと定期的にレビューしたりとか,シャカリキになってもあまり効果がないことがわかってきました.じゃあ,超シンプルなToDoリストの管理だけでよいのでしょうか?

iTunesiPhoneのアプリを Todo とか Task とかで検索してみると,前に書いたGTD系の重量級ソフトもありますが,非常にシンプルな軽量級ソフトの方がたくさんあることがわかります.

iPhoneらしく,タスク名を横にスワイプしたら完了になったり,画面を2本指で横にスワイプしたら画面全体がぐるりんと回転して別のモードになったりとか,美しく凝ったビジュアルのソフトもたくさん.

しかし,基本的機能として,ばらばらのタスクに対して終わった/終わってないの区別をするだけではもの足りない気がします.

 

私が理想とするタスク管理環境とは何か?これから考えていきたいと思います.

単にiPhone版とか,Mac版とかの独立したソフトだけではタスク管理は完結しないと思いますので,ここでは「タスク管理環境」と呼ぶことにします.